小郡市にある本家山賊鍋 久留米店で「いかづくし」をいただきました。税込2,178円という価格設定で、イカ好きにはたまらない贅沢なコースです。

しかし、当日は生簀にいかづくし用のサイズのイカが泳いでおらず、一人あたり3,200円で用意できるとのことで、大きなサイズのイカで「いかづくし」をいただきました。
メインのイカの活け造りは、透明感のある美しい身が印象的でした。新鮮なイカ特有のコリコリとした食感と、ほのかな甘みが口の中に広がります。わさび醤油でいただくと、イカの旨味がより一層引き立ちました。
ゲソ部分は天ぷらにしていただきましたが、これが絶品でした。サクサクの衣の中から、プリプリのゲソの食感が楽しめます。揚げ立ての熱々で提供され、あっさりとした天つゆでいただきました。

イカ丼も付いてきて、細切りのイカと卵黄がトッピングされています。甘辛いタレが絡んだイカと、とろりとした卵黄の組み合わせがご飯と良く合いました。
小鉢類も充実しており、お吸い物には花麻麩が浮かんでいて季節感を演出。他にも煮物や和え物など、バランスの取れた構成になっています。
全体的に新鮮なイカを様々な調理法で楽しめる満足度の高いコースでした。イカの活け造りから天ぷら、丼まで、一つの食材を余すことなく味わえるのが魅力的です。久留米でイカ料理を堪能したい方には、ぜひおすすめしたいお店です。価格も手頃で、コストパフォーマンスも良好だと感じました。