シェムリアップ 交渉なしでトゥクトゥクに安く乗る方法 Grabを利用してみた

アンコール ワット

年末年始に世界遺産アンコール ワットがある街シェムリアップ(Siem Reap)を観光しました。

今回はシェムリアップでの主な移動手段であるトゥクトゥクに関する体験談について記事を書きたいと思います。

初心者には面倒なトゥクトゥク料金交渉

シェムリアップ での移動手段は、バイクに乗客を乗せるリヤカーが付いた トゥクトゥク が主流です。

南国の心地よい風を感じることができ、開放感がたまらない乗り物ですが、面倒なことがいくつかあります。

① 価格交渉が毎回面倒
② お釣りを催促しないともらえないことがある
③ 1ドル紙幣を多めに用意しておく必要がある

初めてシェムリアップを旅行した方はきっと私と同じような経験をされているのではないかと思います。

旅行2日目までに私たちが交渉したトゥクトゥク料金

トゥクトゥク料金の相場を知らなかった私たち。
最初にホテルLe Meridien敷地の外で捕まえたトゥクトゥクのおじさんは交渉なしでオールドマーケットまで3ドルで連れて行ってくれました。

オールドマーケットからホテルに戻る時は大抵「5ドル」と声をかけてきます。

ここから私たちは3ドルを主張、ドライバーは4ドル提示での闘いとなります。
「New Yearだぜ、4ドルでいいだろ?」
「私たちはいつも3ドルで来てるから、3ドルで乗せてくれる人探す、バイバイ!」

年末年始、オールドマーケット周辺は観光客で溢れており、5ドルで乗車する他の客を捕まえた方が早いからなのか、繁華街では3ドルで乗せてくれるドライバーはなかなか見つかりませんでした。

繁華街から少し外れた静かな場所まで歩くと3ドルで乗せてくれるトゥクトゥクがいました。

ガイドブックを読み直し相場は2ドルと知る

自身で交渉するうちに相場を知りたくなり、
持参したガイドブックで調べてみました。

ガイドブックには相場は2ドルと書いてありました。

しかし、毎回2ドルまで値切る気力と根性は流石にありません。
何か良い方法がないかと、今度はネットで検索するとありました!

Grabという配車アプリを使う方法です。

交渉なしでトゥクトゥクに安く乗れる Grabとは

Grabはタクシーやトゥクトゥクを予約配車できるサービスで東南アジアを中心に普及しているそうです。

Grabを利用すると、今まで苦になっていたことを解決出来ます。

① 価格交渉せずに低料金で乗車できる

② クレジットカード払で現金を用意する必要がない

Grabを使い始めて、私たちはトゥクトゥク料金を一気に格安にすることが出来ました。

トゥクトゥク料金がたったの6,100リエルに

Grabを登録後、最初に呼んだトゥクトゥク料金のスクリーンショットです。

Le Meridienホテルから、クラフトビールを飲めるBrew Pubまでの移動をお願いしました。

ホテルに停っているドライバーと交渉すると距離的に4ドルと言われるケースが多いと思います。

私がGrabで予約したトゥクトゥクは米ドルに換算すると1.5ドルで乗車したことになります。

440円程払っていた料金が一気に160円程度まで値下がりしました。

それからは今まで払い過ぎた料金を取り返すべく、Grabでトゥクトゥクを捕まえまくりました。

唯一ドライバーと落ち合えなかった失敗談

順調にGrabを利用していましたが、一度だけドライバーと落ち合えず乗車キャンセルを喰らいました。

ドライバーが近辺に到着し、メッセージと電話でやり取りしましたが、お互いの意思疎通が上手く図れずキャンセルされました。

この時にGrabを呼ぶ際、事前に気を付けておいた方がよい点に気付いたので記述したいと思います。

① 人が多い、トゥクトゥクも多い場所で呼ぶことを避ける

② 有名レストラン、チェーン店、ホテルの前などランドマーク地点で呼ぶ

私たちが失敗した場所は人もトゥクトゥクも多く、どのトゥクトゥクなのかを判別するのが困難でした。

ドライバーも私たちを判別するのが難しかったのでしょう。

少し繁華街を離れ、小さなホテルの前で呼ぶと今度はすぐに捕まりました。

お互いが判別しやすい地点で呼び出せば、落ち合えない失敗を避けることは出来ると思います。

番外編 Grabが適さないシーン

番外になりますが、観光で寺院をいくつも巡りたい場合は1日貸切での交渉を行った方がスムーズで料金も安くなる可能性が高いです。

また日本語ガイド付で廻れるツアーもあるので、そちらを利用した方が遺跡について奥深く知ることもでき、写真撮影スポットを見逃すこともありません。

このような評価が高いツアーをVELTRAで探し参加すると外れにくいです。

私たちも利用しましたが、年末年始で遺跡も人が溢れるなか、象にも待ち時間なくスムーズに乗れ、撮影スポットやレリーフの説明まで細かく教えてくれました。

 

Grabは市街地での移動手段として利用することが有効的だと思います。